炎と楽園のアート

脳と心…作品を見出す時

しあわせの花
しあわせの花

私は神経細やかだから繊細な絵を描くのだろうと

夢狂さんはいう。

 

今は『去年の続き』が少しづつ良い方へ向っているということが

気持ちを穏やかにするという意味でも救いです。

 

私の家族は脳の病気が原因で

治療薬を十代から服用していました。

それがいつの日か原因となり大きな副作用となって

病気となり亡くなりました。

誰のせいにしても仕方がありません。

そして本人は誰がどう見ていたとしても

『私は幸せだな』そう話ていたのが懐かしい。

 

おおらかな人で神経細かい私にはゆったりした存在。

優しすぎる人で誰かのこと想って生きている方が多かった。

だから病気で苦しむ母を一番いたわっていたと感じます。

 

去年家族の患う病気に対しての誤解から家を離れた私と家族。

あれから住んでいた町の機関がようやく

理解を示し動いてくれたおかげで本当に大きく救われました。

真実は伝わらない、無理だと嘆いていたけれど、

働きかけを一緒にしてくれた夢狂さんのおかげもあり

脳の病気を理解してくれたこと

それは命を救うことと同じくらい大きな意味がありました。

 

私の話す脳の病気は心や精神という言葉に通ずるものですが

最近ようやく脳の疾患として説明されることが増えてきています。

思い込みでなっているなど従来の発想で

安易なことは言えない状況です。

 

解釈の範囲が広い疾患であると同時に

理解する場合は多くの勉強と時間が必要に感じます。

今は電子辞書にも多数の説明が記載されていますが…

 

けれど、どのような病気であったとしても

人としての権利を大切に考えることが出来たなら…と。

 

私は家族を守るために家を離れましたが

 人権とは…と考える日々です。

 

幸せは特に誰が決めるわけでもなく

自分から見出せるかにかかっている気がします。

不幸せの原因を探して直すより

 

人生いろんな味があった方がお腹を満たしてくれるじゃない?

そんな風に受け止められる自分になれたら

生きていくこと、もう恐れることは無い気がします。

 

勇気をどこかでいつも与えてくれる人へ…

~本当にありがとう~

 

                         YukiTachibana