自然と共に…
ひみこ窯 窯詰~
2013 12月21.22日
サザンカの花びらも絨毯を作りながらいよいよ年末。
窯詰の直前気にかけていた事柄がちょっとした出来事となり
当事者として散々な時間もありました。
夢狂さんも疲れが出てしまい
窯詰の最中指の怪我など、
アクシデントもありましたが今回も予定通り完了。
この仕事に理解と共感を示し励ましてくださる方々に
夢狂さんも私も見えない所で深く感謝しています。
……☆☆☆
私と夢狂さんがアートを通じてひょっこり出逢うまで
長い時間が必要でしたがそれとは別に
遠い昔、夢狂さんがモーターボートに出かけていた時代、
ある湖に釣りに訪れていた二人の親子を見つけていました。
それが…在りし日の父と姉。私の家族でした。
信じられないことですが当時の状況から察するに私の家族。
私が誕生するずっと以前から夢狂さんとは深い縁があり
きっと今に繋がっているのだと感じます。
夢狂さんは私に何か起きるたびに
『この子はね、涙なしじゃ語れない
本当に悲しい人生を歩んできたんだよ』
そう人に話た後も
私の尊厳を必死に主張して
何とか助けようとしてくれます。
誰かの真実を知れば知るほど
人は精神的な重荷も背負い逃げたくなるのが常ですが…
真実を知らない方がきっと毎日スムーズに過ごせて
気持ちも穏やかでしょう…けれど
夢狂さんも誰にも言わない人生の闇を過ごしてきて
痛いほど伝わる気持ちがあるのだと感じます。
きっとそういう人でなければ気持ちを代弁する事も出来ないのだと…
私が歩んだこれまでは…
誰かが果てしなく深い精神性、尊厳をうまく消しさってみせても、
自然と全て明らかになってしまう…
そういった人生の流れを何度も見続けてきました。
犠牲となった日々を終わらせる為にも
苦しい真実からは避けて通れない。
人生においてとても不思議なことですが
知らなければ良かった真実と
苦しくても向き合うことが私の人生にとって最善の打開策でした。
それは亡くなった命を伴うように。
私は毎日、ないがしろにされてしまった命の尊さを忘れません。
私がどう生きるかによって消え去った命の尊厳に繋がる。
命の尊厳、人権も簡単に切って捨ててしまえるほど
世の中簡単にはいかない。
何でも自分の想うようにいったら苦労はないように
私は時間と共に今はこの気持ちと過ごすしか方法がない。
残された命達が真実から目をそらせばそらすほど
どうしたって容赦なく誰かの人生を持って
自然と真実は反映していく。
自然には逆らえないように………
年末…窯焚き頑張ります。
YukiTachibana☆彡