～2015～ 武州熊谷ひみこ窯 窯開け
開けまして今年もよろしくお願い申し上げます
2015 武州熊谷ひみこ窯では1月3日に
窯開けを行いました。
今回、窯焚きは火入れ開始直後、あぶりの段階からバックファイアーが続き、七転八倒しながら三時間ほどしてようやく30度位までに温度が上がりました。 金子先生に色々手伝ってもらい、やっとの思いで窯焚きを始めていました。
40年間窯焚きを続けていますが…
こんなにも火入れが上手くいかなかったのは今回が初めてでした。
初日午前中はひみこ窯に私だけでしたので
金子先生がいなかったら窯焚きを予定通りの日に無事終了出来ませんでした。
本当に有難く感じております。
窯開けもとても寒い中でしたが皆さんのお蔭で
楽しい雰囲気の中無事終了しました。
明日は鏡開き～充実した日々でありますよう心よりお祈り申し上げます。
小林夢狂
2015 武州熊谷ひみこ窯 窯焚き動画
HiroshiMochida 小林夢狂の弟子
立花雪 YukiTachibana
小林夢狂 MukyoKobayashi 色見本取り出し
武州熊谷ひみこ窯 窯開け
お正月から窯開けとなり新鮮な気持ちで始まりました。
窯焚きでは先に夢狂さんが話されていた通り七転八倒…
火がつかないという厳しい状況。
風が強い中ご協力いただいた金子先生、本当にありがとうございました。
私は深夜から早朝なるべく窯焚きに入るようにしています。
始まると10時間以上は付きっきりになるので人数が少ない分、必要に応じて補い合いながらの窯焚きになっています。
今回、深夜から翌日の午後までほぼ一人で焚いていました。夢狂さんも初日休んでいなかった為いつもの仮眠は諦めて
眠っちゃダメ!! と言いながら何とか13時間以上…
大きな独り言で葛を入れ続けて何とか持ちました。
窯を焚きながら先輩の兄弟子に
『夢狂さんの弟子なんですか？』と今更尋ねてみました。
即答で『そうだよ』と返ってきました。
実は夢狂さんは親しみやすい性格の為、
弟子弟子って言ってるけど弟子じゃないんでしょ(・・?と
不思議そうに尋ねられることが結構あるんです(笑)
武州熊谷ひみこ窯と歩んできた兄弟子がいなければ
40年間の窯焚きを乗り越えて来れなかったと夢狂さんは感じています。
今回は窯詰の時も色々問題が起き、窯焚きでも七転八倒し
それらを越えて、とても心に残る作品制作でした。
私も出来る限り武州熊谷ひみこ窯でお役に立てるよう頑張ります。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
立花雪
