想い出のアートの出逢い
私が35歳ぐらいの時に
上条先生と一緒に入梅の夕方
中澤先生のアトリエにお邪魔し、
その日三人でお酒を飲みました。
それから中澤先生とのお付き合いが始まりました。
ひみこ窯を焚くたびに
中澤先生の作品を入れる事になり
お忙しい中窯焚きも手伝っていただきました。
魯山人や松島氏の色々なお話も聞かせてくださり
大変勉強になりました。
ひみこ窯4号の初窯の時は
大雨が降りしきる中焚いていて
雨水が窯の方へ来てしまったのですが
その時,中澤先生が雨水の流れる通り道をスコップで掘り
水の流れを変えてくださったので窯に雨水が入らずに済みました。
今でもひみこ窯の仲間と懐かしく思い出しては話しております。
私は中澤先生が大好きでしたが
早くに亡くなって非常に残念に思います。
今回私の想い出のアートの出逢いをまとめました。
小林夢狂
ひみこ窯二号
30歳くらいの時に制作していたひみこ窯二号になります。