蝶の花
献花へ。
イズミちゃんが居た場所には
雨の中桜が咲いていました。
今月誕生日のイズミちゃん。
八年の想いを花に込めました。
昨日の夕方、お花を選びに。
献花の相談でゾウに…と話すとペットには…と素っ気ない。
白い花は種類も少なかった為
献花に白バラを勧められ戸惑い…
それでは、色付きでも良いかなと
花言葉も考慮し眺めていましたが
要望は答えられないと。。。
人の死も動物の死も重大なのは本人だけで相手にとっては無。。
こだわらなくていいじゃないですか。と提案もされ…
そして…弾けてしまう感情…
ずっとこんな事ありませんでした。
…家族が亡くなってから支えにしていた存在…
それがゾウさん🐘
とは言っても
相反する思考なら理解は難しいのが現実。
亡くなって本当にイズミちゃんは心の支えだったのだと実感。
めげずに伺った先で
イズミちゃんの事を知っているお花屋さんが
気持ちを汲んでくださいました。
望んでいた白いカーネーションの代わりとして
カラーの花や胡蝶蘭の切り花の提案。
献花についての詳細も伺い安心してお任せしました。
その後話題が尽きずゾウ達が仲間に行うお葬式で
鼻で遺体に触れること、花を遺体に添えるという事を話したり…
胡蝶蘭の花言葉が幸福が飛んでくるというものだと知り
イズミちゃんの誕生日にも合いそうで
…随分時間をかけてしまいましたが
要望に親切でとても有難かったです。
桐生が岡動物園に到着すると
交通整備の方が
🐘ゾウに❔と花束を眺めにこやか。
イズミちゃんの事は話さなくても思い合っているのだと…
献花後飼育員さんに声をかけると
中々入る事が出来ない場所に
イズミちゃんは埋葬されたと伺いました。
今度はお別れ会で多くの子供達、県外の来園者も多く訪れるはずです。
私達はこの献花でイズミちゃんの見送りは最後。
何かふとした時涙が流れるけど
最後に見守られ安らかだったという事実を
献花を終えてようやく受け止めています。
イズミちゃんも私も
ゾウ、人間という範囲と環境で
それぞれの運命を自分なりに受け止め順応し
八年のうち六年はすごく近くて
生きていて良かったと心から想っています。
振り返ると年の離れたお姉さんみたいでした。
受け入れてくれて本当にありがとう。
蝶と共にどこに行ってもイズミちゃんに
幸福が飛んで行きますように。胡蝶蘭の蝶に想いを込めて。
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