風に運ばれ入ってくる葉に、
ようこそ
と、語りかける。
その時からどこかで繋がっているような不思議な気持ち。
12月の葉は哀愁深く伝わるものが確かにありました。
先日ジュエリーの本を急に思い出し
読み返していました。
ご自宅でダイアモンド加工をされている方が
付近に居て幼いころ
大変良くしてくださいました。
自分のお子さんと同様に
温かく接してもらい嬉しかった記憶があります。
加工したダイアモンドも
お仕事の合間に良く見せてもらい
幼い頃のとても貴重な時間。
そんなこともあって随分前に
ジュエリーの本を持っていました。
ルビーについて読み返していたのも
不思議です。
突然に溢れた感情。
その人を思ってキャンバスを見つめていると
風が強く吹き込んできて
机の資料が散らばり
外の自転車も音を立て倒れて…
以前にも
蝶がひらひらと舞って
その羽はとても傷んでいたのだけど
空高く羽ばたいて…
そんな日には何故かぴったりと
不思議な蝶の物語を
言の葉さんから知るのです。
会ったことも
話したこともメッセージのやり取りも何もありません。
ただ感じるだけの運命だったかもしれない。
この場所は風が強い時は
立っているのもやっとのことが
たまにあるのですが
その日の風には意味があって
突然の旅立ちに戸惑いながらも
いろんな人に何か大事な家族に伝えてほしいと
言っているような気がしました。
風の女神となって