父の夢を久しぶりに見たのは
姉が旅立ってからだった。
病院の中で父がベッドに横たわり
お見舞いに行く自分。
4歳頃の私と今の私とでは
きっと姿も違うし覚えていないと
夢の中で期待していなかったのです。
ところが!
…ゆき、ゆきだもんね。
父は時を経て姿は変わっても
変わらぬ私を見抜いていた…
夢の中の出来事だったのに
これまで耐えてきたこと
全て報われたような感じで
覚めても信じられない気持ちが続きました。
それは深い悲しみが見せた夢。
例えば
私が逆の立場で
夢の中、
年老いた父と話すチャンスがあったなら
…私のお父さんだもんね!
そう言って
今までずっと一緒に見て感じてきた想い
ささやかですが
伝える気がしています。
それぞれ素晴らしい夢を…!