· 

命というおくりもの

命というおくりもの
命というおくりもの

姉が机に置き続けた写真

掲載した写真は昔から見慣れていた写真だった為

自然の景色のような存在に…

 

今になって

この写真を日々見つめていたことは

私の作品のモチーフに大きな影響を与えていたと気づきました

 

姉は父に対して心残りな気持ちと葛藤があったけれど

支えにした写真は父の子供に対する想い、命の尊さを感じます

 

 

どこかで心配しながら見守っていた父の想い…

姉には届いていたのかもしれません

 

姉も写真の父のように

赤ちゃんの私を抱いて可愛がってくれました。

 

ある日の姉の誕生日会で二階の階段から

二人で転がり落ちるという出来事が起こりました。

 

当時のことを

とても誇らしげに話ていた姉…

『…あの時私がしっかり抱っこして守ったから

 ゆきはどこも怪我しなかったんだよ』

 

                        

 

赤ちゃんの私を命がけで守ってくれて

ありがとうお姉ちゃん 

忘れないよ