地道な作業というと
いろいろありますが
最近入院用具の名前を書くことがあり
凄い地味だけど大事な作業でした
家族の手術でひとり待っていたのですが
不思議と心細さはありません
心の中でこれまでの経験と
一緒に生きてきた命との日々が支えです
色々な事を考慮して手術へ向かったのですが何かと人生試練があります
命の尊さと儚さを想いながら
術後の様子から少しでも家族の励みにと愛を持って病院へ
帰り際家族に…すこしはよかったろ?
お父さんとお姉ちゃんが見守っているよ
呼吸の問題でこちらには話しかけられないけど
短い時間でも絵を観て やはり穏やかになった家族
遠い過去の日も
麻酔の措置など手術に至るまでの間
酷い苦しみが本人を襲い見守る方も耐えられないほどでした
そんな中 唯一出来たのが絵を観せること
不思議と落ち着いて…
こんな力も絵にはあるのだなと実感した遠い記憶
介護と言ってみても
私の場合は家族の頑張りと多くの奇跡から
約20年以上共に過ごしてきただけで
体が かろうじて機能していることを
忘れるほど
…もどかしい時は
ふと姉が言っていたことを思い出します
お母さんはお母さんなりに
母親らしいことをしているつもりなんだよ
優しすぎるお姉ちゃんで良かった
お天道様がどこかで見守っているのかな
