素晴らしい作品を…

卓上グラインダーで研削 研磨

 

穴窯の作品で

童仙房(道具土)が作品から取れず

置いた時不安定になったり

尖った状態の時は

グラインダーで研削したり

他の道具を使い表面を滑らかに研磨します

 

砥石も良いもので仕上げています

夢狂さんは細かくして陶芸をされる方に渡します

素晴らしい作品を…

私に良くかけてくれる言葉です

砥石にもそのような気持ちが込められてるんだと察します

 

 

今日の食事です!

 

………

 

 

今度は灯油の窯で焼成です

予定は未定!

 

近々頑張ります

父の作品

信楽土(並こし)

石村粘土

土練機で混合された土も

 

画像は藁を巻いた時の窯詰

 

赤紫などの変化は下方に出たのですが

もう一度良く確認して残したものを掲載予定

 

この時土台からガラス質が流れ

童仙房もうまく取れず土台もぐらぐら

不安定な状態でした

 

火に引かれ変形歪んだ窯変の効果も

こうした作品では難しい状況

毎回どうしようと落ち込む

想いが込められていた分落ち込みますよね

 

 

 

諦めていると必ず知恵を出して作品を治す

ひみこ窯の夢狂さんは常に道具、機械を揃える

道具や機械にも助けられてきた作品達

 

 

 

 

 

こうしてユーモアを持って

作品達を紹介するのも

その前に酷い落胆がある

 

私にとって作品力というのは

逆境に耐えたもの

 

HPを始めたころは説明は省略の方針でした

夢狂さんも長年わかったことは

自分で最初から最後まで制作しなければわからないという事と無理に理解は求めなかった

 

言い換えると

美術作品であれ創作活動というのは

自己満足の域を中々超える事はないという事実

何を言っても人の気持ちをコントロール出来ない

好みはそれぞれ それで喧嘩もしたくない

 

自分としてはひみこ窯に対し興味を持ってくれる方に

制作過程を少しでも残し未来へ繋がればと詳細を掲載

 

 

 

 

 

窯開きの朝

ぼうっと観ていると

ある陶芸家の窯開きに招待された料理人が

どれでも好きな作品をと言われ

欠けたお皿数枚もらいました

お客にはそのお皿で料理を…

 

お皿に対して尋ねられても

欠けやヒビ 

キズとは決して言わないそうです

 

その部分に景色という感性をお持ちになった

素晴らしい料理人も居たんだなぁと感動

きっと多様にいらっしゃるのでしょう

 

そんな話を仲間に話すと

やはり嬉しそうでした

 

知らない所で作品は心と心を繋いでいます

 

自分にとって

素晴らしい作品と巡り合えますように