先日楽しみにしていた作品を観に行った
今回はシビアなシーンはないだろうと
のんきにポコちゃんを食べるつもりで…
年齢層も様々で人も多く
消費者層の濃度が高かった
ポコちゃんは食べれない様子
登場人物もストーリーを完結させるための
ストーリーが用意されていて
すっかり話の事情に巻き込まれる
最初は周囲からもほのぼの苦笑が続き
気づく頃には周辺深刻ムード
償いなのか恩なのか…
人も生きている以上終えるまで
沢山の迷惑をかけて生き
その過程を当然のように教えられ
代償として命が犠牲となった時
人はどこまで許しあって生きれるのだろう
又は迷惑の分 情で返してあげられるのだろうか…
私の父の弟は小学生の時事故に合い人生を終える
おそらく毎日謝罪に訪れていた加害者
祖母は
…死んでしまったものは帰ってきませんから
それだけ言って責めなかったという…
絵を描くの好きでとても上手だったそうだ
最後までの過程も苦しく痛々しいものだった
生きていく過程で
そんな祖母を見習うようにと叔母に諭された
それが優しさなのか情なのか祖母にしかわからない
私は人生そこまで悟っていなかった
自分の気持ちでいっぱいで
その後も当事者が手を合わせに訪れたのだろうか
記憶の中で無名の画家として生きる叔父が時々帰ってくる
今回は手を合わせる所で帰ってきた
命の尊さを想って