女房装束姿(俗称十二単)
女官の正装をモチーフにしました
白小袖にに紅の袴を着け
その上に
単・五つ衣・打ち衣・表着を重ね
さらにその上に唐衣を着て腰に裳をつける
作品の紹介では
どんな色でも楽しめるよう
配色
ダ・ヴィンチとの邂逅
この度の美術展覧展へのお話しは
異例の事であり慎重なご配慮だったと察しています
海外でそれぞれの幸せと命の尊さを
伝える機会を与えていただき心から感謝しております
懸命に生きた人々の生命、表現が時を越えて誰かの心の中で苦しみを越える助けとなり未来に生かされますよう心からお祈り申し上げます
その木のもとにおりいて、
枝を折りて、一にさして、上(かみ)中(なか)下(しも) みな歌詠みけり
訳 その木(渚)の院の桜のもとに(馬から)おり腰をおろして、枝を折って、髪飾りとしてさして、身分の高い人、中位の人、低い人もみんな歌を詠んだ
作中のキリンのモチーフの挿頭から掲載
月見草 月下美人 桔梗、すずらんを更にモチーフに重ねました
平和な世を…
去年10月首里城の悲しみから感じた事は
生命の尊さ、平和と自由の尊さです
人々の情熱、魂は絶えることはないと感じ
五穀豊穣のミルク神を作中に描きました
ダ・ヴィンチとの邂逅展で
それぞれの自由と平和の尊さを表現し称えたいと考えました
喜劇王チャップリン
幼少期からの生い立ちを知り会ったことはありませんが追い詰められた時
常に心のどこかで支えにしてきました
持たざる者への親愛の情が人々を結び
平和とは何なのか常に問いかけていく未来であってほしい
コロナの影響は10月フランスでも深刻であるという情報から医療機関は混乱し
医療従事者も疲弊しています
やるせない気持ちではありますが
このダ・ヴィンチとの邂逅での展示が何かの強いメッセージとなることを切に祈ります
チャップリンは自分の一生を振り返った時
『地獄』だったと表現している
船旅での知らせ
他の馬小屋に入れられたような日々 絶望 長い自由への闘いの日々
この日々を越えた20年ぶりの米での未来…
拍手で熱烈歓迎され、涙を浮かべながら栄誉にただ感謝を伝えていた…
…素晴らしい皆様に…ありがとう
チャップリン80歳
人間が生命をかけて守る限り自由は滅びることはありません…《独裁者から抜粋》
笑い娯楽のない六分間が続く…
チャップリンはこのラストシーンにこだわりました
その掟破りに映画担当者は
収入が100万ドルは減ると反発
所が映画 独裁者は
一般公開を開けると大ヒット
たとえメッセージ性が強い表現でも
チャップリンの映画は支持されたのでした
7月18日京都アニメーション
誉れ高い才能がこの世を去った後
太陽に生命の尊さ
自由と平和の尊さを想う
ダ・ヴィンチとの邂逅でその全ての才能
生命を称えます
中央のキリンの挿頭のモチーフは
桔梗とすずらん (変わらぬ愛 親愛の情 幸せの再来を絵に込めました)
挿頭とは
頭髪・冠に草木の花や枝または
金属製の造花をさすこと
また、そのもの
造花は平安時代以降
魂それぞれの故郷のモチーフとして
モリアオガエルを描きました
山地や草原に住み卵は白いあわのような塊の中にうみます
せいぞうされた卵は400個ぐらいで
卵からかえった幼生は木の下の水中に落ちて育つ
☆卵をうむときの習性が珍しいので
岩手県、福島県では繁殖地が天然記念物に指定されています
☆それぞれの幸せと尊い生命☆ ダ・ヴィンチとの邂逅で称えたいと考えました
フランスでは医療従事者の方や多くの人たちがコロナの影響による深刻な状況をデモにより伝えるという情報を知りました
失った生命は誰も帰ってきたことはないけれど
生命は育まれその繰り返しの中で
生きるということは時に過酷で…
天使も花を持って
神意を伝えに来ているのかもしれません
小さな生命 ここでは赤い小鳥が
この現状を伝えに
Gabrielに文書を届けに来ました
やっと理解しあえるものに巡り合うまで一体どのような犠牲を強いられたのでしょうか
ここではGabrielの近くのキリンのモチーフは月見草 自由な心という意味が込められています
苦しみから解放される時を願い
大切な人のしあわせを想って
それぞれの場所で繋がっていてほしい