奈良市美術館で第五回美術評論とともに観る美術展 観る 読む 感じる を開催
今年は聖徳太子1400年御遠忌の法要が営まれ また令和は最古の和歌集である『万葉集』から引用されており 本展が今年奈良で開催されることは 非常に意義深いと考えています
コロナ問題が一向に解決しない
昨今ではございますが
本展の監修を務められた日米蘭仏4ヶ国の美術評論家各氏も健筆をふるわれています
主催の株式会社アートクロス様も
本展を開催を通じてコロナの猛威を払拭する意気込みで取り組みます
また会期中のコロナ対策は 万全を期す所存でございますので お時間がございましたら
ご来場いただければ幸いでございます
くれぐれもお体ご自愛ください
ダ・ヴィンチとの邂逅 美術展覧展に参加
Magnifique harmonie をご紹介します
Magnifique harmonie
十五夜 旧暦 毎月の15日の夜 三五の夕
古来観月の好時節とされ、月下に宴を張り
詩、歌を詠じ、民間では月見団子・芋・枝豆
栗などを盛り、神酒を供え、すすき・秋草の
花を盛って月を祭った
旧暦の8月15日の十五夜祭りでは
島独自の芸能・諸鈍シバヤが行われる
加計呂麻島
鹿児島と沖縄の文化の中心のように感じる島
月見れば
ちぢに物こそ
悲しけれ
わが身ひとつの
秋にはあらねど
解釈
月を眺めていると 色々様々な物事が
とめどなく悲しく感じられることだ
秋は私一人の為に
やってくるというわけではないのに
Magnifique harmonie では屏風歌のモチーフにした百人一首~
…不思議なことの多かったといわれる神代にも
聞いたことがありません
龍田川一面に
真っ赤に染まった紅葉が
散り敷かれるというようなことは
(まるで唐紅のくくり初め《絞り染め》のように)
ダ・ヴィンチとの邂逅 美術展覧展は
フランスで開催され是非この場ではありますが
中澤先生を称えたいと考えました
私は薪窯(穴窯)と出会い
会ったことはありませんが
陶芸家の夢狂さんから中村先生の人柄と
ひみこ窯で大変お世話になった話を伺い
以前から尊敬を込め紹介しています
中澤先生はそれぞれの作品を温かみをもって
人と人を繋ぐように表現されていて
芸術はどの分野であっても
生命を繋ぐもののように感じます
食べることで誰かを傷つけるのではなく
毎日生きていて良かったな
そうホッとできる瞬間でありますようお祈り申し上げます
明け方に蘇生を見るのが好きです。
明かりもつけていないのにそれぞれが星のようです。実際の作品は
流れ星を一つ描いているのですが
画像に残りませんでした。
色彩も異なりますが
少しでも心穏やかにと願い掲載を決めました。
当初 ~ベル~というタイトルを考慮していました。
私の姉和子は、いじめられている人にも優しい人でした。
また争いも好まず、もし相手が高慢でも
自分から下がって対応する穏やかな人柄でした。
姉さんが亡くなってから様々なことが
偶然重なり地域の対応は厳しいもので、
誰も助けてくれませんでした。
……
が!
時が経ち穏やかな温かい対応に変化。
時間は不思議な魔法です。
母の運動、お風呂の介助をしながら平穏です。
私は地味な絵描きですからSNS、Twitterなどから離れ
皆様の近況はわかりませんが
例えば相手が悲しい言葉を残し続けている場合など
思考の相違ですから無理にとどまらず
そっと閉じて距離を取るのも方法です。
私は終わった争いは直ぐ離れ二度と見ません。
それぞれの生活と家族、体調を思い優先する場所は変えます。
それが人生で学んだことです。
勝ち負けなど感情の問題で
その時は激しくこだわっても
大きな時の流れと見たら些細なことです。
心の広い人は初めから争いの衝動をさけ
人と人を繋げる和の才能を持ち合わせていますし
不思議な力で楽しい穏やかな方向へ導き
その賢さは尊敬されます。
私が感じたそれぞれの地域の温かい対応は
そのような才能に満ちた方々の努力の結晶と感じ
弱い立場の私は大変有難く感じております。
上記に残した事は重い病で亡くなった姉、和子からの伝言です。
心穏やかにそれぞれに生きてくだされば幸いです。
この写真の作品の絵は
小島恒夫さんが入る会で発表するため
制作しました。
絵は私が描きました。
小島さんはお話に対する絵のイメージが
明確にあり制作前
打ち合わせを入念にしました。
物語の朗読も失語症を抱えながらも
きちんと伝えたいと目の前で朗読を繰り返され何度もお話を聞きました。
内容は驚くものでしたが
最後まで読み、私なりに描くことを決めました。
画像の絵は会の皆様から、そして小島さんからの要望で
『亀と三太とそら豆』の絵を記念のDVDに使用したいとご連絡を受け承諾。
今回絵の権利に一切関与しておりません。
作品の印象的な一枚を選ばれたのだと察します。
もしこの一枚から皆様の心に
多様な気持ちが想像できたならば
絵描きとして本望です。ありがとうございます。
後から一枚いただき会の皆さんのお話、
当時の様子も盛り込まれた内容で大事に保管しております。
重い病を経験した人、表現への道で絶望した人、家族との思い出が望めなかった人
それぞれに 生きています。
ネットでは言葉一つを取って誤解を生じさせる可能性が数多く
環境、現在の状況、時代背景から
仲良く出来る可能性も見失ないがちです。
飛んでるベイビーを制作したころ
姉が亡くなり間もない頃でしたが
そんな私を喜ばせようとした友人も重い病でした。
それは随分経ってから知った事実。
葛藤している時懸命に喜ばせようとしてくれました。
それがどんなに困難なことか
重い病の中生きている人、越えてきた方こそ伝わるものかもしれません。
誰と闘うでもなく
自分自身と葛藤し勝つならば
人に優しさと寛容さを持ち過ごせるような気がしています。
時と命は戻らないものだと
失った命から学んできました。
病が少しでも良い方向へ和らぎますよう
心からお祈り申し上げます。
私も生きています。
私は一生懸命これまで動画を作ったりもしました。
動画で誤解が生じるのは望んでいません。
ただ悲しいです。
今日から気に留めていた事から解放!
家族の病院の前珍しく素敵な喫茶店へ出かけました!
繊細な部分が続くと夢狂さんが連れ出してくれます。
酸味のあるフルーツのような珈琲で
お話も楽しかったです。
そして絵がご縁で知り合った方の写真展。
人見知りの私ですが温かく接してくださるので
機会が合えばまた優しさに触れたいです。
見るもの全てに美しさを感じて生きて行きたいです。
作品の題名は
かいぐりかいぐりとっとのめ
おぎゃあと生まれた人生は
苦難の道をかいくぐり
何度も何度もかいくぐり
より良きものをとりとめて
人生を生きてくださいね…
おばあさんの子守唄から
短編小説集 眠る男 小島恒夫 著書の表紙絵を描かせていただきました。
タイトルは『風花』また、本の中の挿絵も挑戦させていただきました。
良い機会を与えてくださり心から感謝しております。
~絆きずな展~新作の御紹介
コンセプトは再生。
今年長崎県、奈留島の五島列島から祖父からメッセージが届きました。
一度も逢う事が叶わなかった祖父。
太平洋戦争後、一切会話が出来なくなり
まともな生活を過ごせなかった祖父は
食卓の際時折涙ぐんでいたと今年初めて母から聞きました。
母は一度も祖父から自分の名前を呼んでもらう事もなく
五島から出て行きました。
祖父の人生の軌跡を追いに奈留島まで旅に出ました。
乗船の時から始まった数々の五島での奇跡。
次々に祖父の親戚、知り合いに出逢いました。
奈留島の方々は皆さん一度道を尋ねると辿り着くまで案内してくださいました。
先祖は昔、長崎県外海から大村藩と海を越えてやって来ました。
島ですから皆と協力しなければ生きてはいけません。
その為急な訪問者にも温かいのだと思いました。
海のあおを見た時とても懐かしく私の絵のあおに似ている気がして
祖父がくれた奇跡に深く感謝しました。
帰り際、初めて出逢った親戚が
「よその人も島の人も皆おなじ家族よ。また遊びにくるたい!」
…そう声をかけてくれました。
東北地方太平洋沖地震への想いが強かった
今回の「再生」という絵。
祖父の悲しみに初めてふれて作画に五島列島奈留島での軌跡を残しました。
震災も戦争も悲しみ、恐怖から立ち直るまでに長い月日を必要とし、
祖父のような人生もありました。
日本だけではなく地球の何処かで誰もが
その現実を越えていく為に必死で生きている。
再生は今後私が生涯追っていくテーマです。
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