美術 陶芸 他 楽園のアートたち

土味も楽しめる焼成方法

羽はこしがらぎ土台は信楽です 羽のこしがらぎの方が土味の緋色が濃いのがわかります 温度が高いと白っぽくなるんですよ
羽はこしがらぎ土台は信楽です 羽のこしがらぎの方が土味の緋色が濃いのがわかります 温度が高いと白っぽくなるんですよ

2021の窯焚きは

 

窯内部を暖め乾燥を始める 

あぶりが午後からとなり

16~17時間近く行いました

還元焼成の為 黒煙が煙突から出てしまいます

いつもは深夜攻めの時間でガンガン薪を投入

だったのですがそれが出来ず

 

黒煙が昼間出た際は珍しく東風でしたので

警察の方が来られ驚かれ…

消防署に届けは出していたので大丈夫でした

 

昼間だと薪の量を二本入れるなど白煙位にして

色々安全に気を付けています 始まりと終了の際は消防署へ必ずご連絡 水まきして終了

今回は1148度最後部の温度計は上がり 煙突を塞ぎ 火口も童仙房で隙間を塞ぎました

 

窯出しはゴムハンマー等細々道具を用意し 写真は立花雪の作品で 筆者としては今回一番大きな作品

窯出しして自分で出すとわかるのですが温度が一定時間でも1200前後ですと 

支柱も敷板もしっかりくっついて作品が逆に取り出しやすいんですが… 

今回最後部ぐらぐらで…1148度でも しかも1月2日に窯出しとなり サウナ状態の窯出し笑

 

逆に自然灰釉が解けているとレンガ等用いないと大壺など大物の作品は

童仙房だけの設置技法ですと本当にびっちりついて取れなかったりして壊してました…

現在はそのような事はなくなり技法が一つ一つ生まれて今日に至ります 

 

写真のゾウさんは信楽 こしがらぎ 朱泥 

主に朱泥は無釉 締焼き陶器 土質は緻密で 炻器質になるまで焼いたもの 

硬さを表す時 磁気 炻器 陶器 と続きますよね そこも面白かったんですね筆者的に

急須に用いられる土で知られます常滑焼は有名ですね 

紫泥になると暗赤色 暗紫色 

今回還元焼成でしたのでまさに紫泥の景色 おぉぉぉぉぉぉとなりました

焼成方法が酸化ですと 赤ですね それも試したい所

 

土味って焼成方法でこんなに変わるのだなと感心致します この朱泥は小林夢狂先生の友人で

亡くなられたオカリーナ奏者の方がご自身でオカリーナを造る際実際使われた土 

夢狂先生に分けて頂いた土を筆者もわけてもらい 今回ひみこ窯で焼成いたしました

 

作陶しているときから感じたのですが 備前の土の様に感触がしっとり滑らかなんですよね

流石常滑!! 白泥は化粧土ですかね 絵付けの勉強になりますが 今はプリントが多いのかな

筆者の絵も簡単に付けられそう…なんて…こらこら!!上昇志向をあやぶみそう笑

白泥 独特の使用で楽しんで作陶されている作家さん多いのでご覧になってくださいね

 

 

 

 

焼成前と土味の変化お楽しみください

酸化焼成も試したい
酸化焼成も試したい

まだ完成ではありません

窯出し後更に完成させます

写真は還元焼成前です 

 

貝や金箔なども使い完成していきます

 

 

びっくりすると想いますが

京都から材料頼んでおります

薪窯も列記とした伝統工芸ですが

更に筆者の作品は独特の作品になっていきます

自然灰だけでも贅沢なんです 

楽しめる方々にとって そこに更といする自分 

 

普段芸術家って暇そうですが どうしてるんですかね笑(ひとごとか!!) 仕事内容自由そうだし

色々上記の件など含め山のように手書きで…窯焚きのまとめ書き記したりする予定と

完成させなければならない薪窯の作品など複雑で更に前年度から描いてない計画中の絵と

 

なにかとあります こうずとか考えるタイプなので…それ言うと皆様非常に眠くなるお想います

…酢の物じゃないですよ こうず…

上記や他ページでもまじめにかくと …つまんなくないですか?! 専門用語もありますもんね本当

以前はまじめに?でもたまに真面目に書くので良かったら宜しくお付き合いください笑

 今は健康状態が色々あったので優先なのですが あんまのんびりしてると

書類がたまる…  まとめが結構大事で 勉強になります次回の対策になるので 

 

 この写真でおゆきの疲弊がもろ伝わる気が…

死んでますね…幽霊か!

 

2021 12月 また寒い中 凍えながら窯焚きなんだなと…

 

こう…楽しい感じだと… 先生のぴーちゅ✌

 

…お雪が頑張ってるかいがありますな 笑

 

レンガとかは重くて運ぶのに他の仲間の力が必要ですし助かります

武士が決戦にきました!! 

窯焚きは加勢を繰り返す

闘いですからね  何時代からひみこ窯へ?

 

何かと見守られている 謎の窯焚き

 

平家か源氏か 蛍かな

 

消化機能が優秀なそちらのスペシャリストでもある小林夢狂先生から最近面白い話を聞きました

 

流石修行を積んでいる人は発想がしんじられなぁぃ!!

人灰はイメージ的にも良くないので…

自然灰を使用 赤松です

 

人フンも心理的影響が大きい為

発酵熟成させた肥料には鶏糞 稲に牛糞がしみ込んだものが炭素 窒素の割合に最適…

 

なんのお話かというと土練機ですかね

陶芸の土も水分を含ませ再利用繰り返します

削り残しや塊cakeになった土は扱いづらいので

脱水して濃縮…似てますね仕組み

 

 

介護で粗相の話が問題になって深刻化していたら

夢狂さん楽しそうに教えだすんです

 

 

人工フンの作り方…

素晴らしい教え HIMIKO ちゃん

夢狂先生制作 ひみこ窯のかみさま ひみこちゃん 安全を見守ります
夢狂先生制作 ひみこ窯のかみさま ひみこちゃん 安全を見守ります

それはそれは尊いお話です

 人工フンを造ろうなど

 誰がお考えになったものか

 

 

夢狂先生のお話だと 

 

 唾液とか体の仕組みを考えた方法

 

 我々は食べるものには気を使いますが 

 

 その後の行方は不明な人フンたち…

 

 

 

独自に調べると人工フンの場合、工程は

 ミキサーで混ぜる 

 

 酵素を混ぜる

 

 ぶたの腸に詰め 40度の定温器へ

 

一日経過したものは臭いとともに

人工フンへ生まれ変わります

 

 人フンも、このような尊い過程がないと、また新しくエネルギーを蓄え 生きていく事が難しくなります

 

 暮らしの中でcake塊となり再活用される

 

 

我々の人フンの行方は不明でしたが

 

また尊いお話が加わります

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾウさんも 食べた後大活躍

焼くまえの土のcake塊
焼くまえの土のcake塊

そうですね ゾウさんのフンも紙へ生まれ変わったり人々の生活に役立たれておられます

 

cake塊となった人フン

リサイクル内訳 セメント化割合がぞう

 

建設資材利用の場合 汚泥 焼却後

セメント コンクリート ブロック 

レンガ等原料へ 大部分が知らぬ間に 

歩道 公園に生まれ変わり 日常風景に

 

汚泥の資源にリン 肥料として使用

日本はほとんどが輸入

食べ物を通じ体内に入ったリンがウンチを介し水汚泥中に移行

 

下水汚泥~焼却灰~リン酸塩として回収 下水汚泥肥料として生まれ変わる

汚泥中のリンはわずか一割に留まる

 

ひみこ窯の作品も穴窯の中一割出来が良いかどうか

土練機を経て作陶 窯詰め 焼成 自然ばい使用 高温を経て 誕生です

お互い様を知るとき…

ひみこ窯の作業員のおゆき
ひみこ窯の作業員のおゆき

こうした作業員の方々は 日々研究の成果に驚かれていることでしょう

 

筆者は介護を通し作品制作の過程で

夢狂先生、ひみこちゃんの尊いお話を伺い

 

また 自身でも調べ 後々 

どんな工程にも尊い意味と

価値があるのだと知ります

 

日々支える方も支えられる方も

耐え難い苦痛もありますが

こうした過程も別角度からとらえることで

お互い様で…

少しは許しあえるのではないかと考えました

我々すべての人が人フンと接する中

知恵を絞り それぞれが迷惑~良いものへと意識を向かわせることが

長く非常に時間が必要ですが大切な事であると感じます

 

ご理解いただければ幸いです

椿です cake塊💗

生まれてきてくれてありがとう

動物のフン尿の方が有効利用されているそう

汚泥の次に多い産廃 農地 ゴルフ場 緑農地

生まれ変わった活用方法…

 

人フン~一年間では東京ドーム630個分の容積

下水汚泥 産業廃棄物の中で最も量が多い汚泥

…繰り返しですが 焼却灰~リン酸塩として回収

汚泥中のリンは わずか一割に留まる…

 

 

 

 

ひみこ窯から誕生したゾウさん

工程は命の尊さと変わりありません

 

汚いと感じる工程も過ぎ去れば

素晴らしい仕事なのです 

うまくいかないとき どうか このページをご覧ください 

皆様は素晴らしい立派なお仕事をされています 

 

生きているだけで価値があるとは

このことなんですね   明日が待っています 元気をだしていきましょうね

 

 

こうして生まれてきました これからもよろしくお願いします ひみこ窯

窯焚き後の窯締め 消火作業+焼成風景