家族を失ってから描いた作品
出棺の前に描いた作品で印刷したものを一緒に添え贈りました
『再生』という作品と『しあわせの花』
骨は仏の姿となって残り
最後の言葉のように感じています
一緒に添えた再生という作品の影響で
部分的に鮮やかな青色に染まった骨を観て夏休み海の中を描いたとき
姉がハッとした表情で
…これ 雪が描いたの…?!
そう言って本気で褒めてくれた事を
思い出しました
楽園の贈り物に描いた青いバラは
姉からのメッセージ
許せない事
許さなければと
その葛藤で…
ほとんど夢狂さんの所に居たけれど
起きた出来事は変えられなくても
意味を変えるための試練のように感じ
絵に表現している
それぞれの痛みは普遍的なもの
絆の深い二人。
羽ばたいているケツァール鳥の足にはマーガレットの入った玉が。
心の美しさをテーマに夢の中のような作品。
ホピの子供もモチーフに心の平和を願って。
幼少の頃から比較的彩度の高い色合いで構成する事が多く
今では立花 雪の大事な個性のひとつとなっております。
一瞬、原色をそのまま使用している様に見えますがどの色も必ず混色しております。
彩度を鈍くする、黒、白、茶、又は対比色の混合率などは
作者の作品への取り組み姿勢と個性によると考えます。
今後も私の色彩は個性のひとつですので大切に育てていく心構えです。 立花 雪
「飛んでるベイビー」は大好きな友達をテーマに描きました。
八木橋オープンギャラリー熊谷8Fで
開催した 立花雪炎と楽園のアートでは、ご案内のDMに使用した作品。
また、楽々土像でも「飛んでるベイビー」は作品のテーマとなっています。
穴窯(薪窯)で焼成し、絵画と共に作品展でお披露目しました。
「皆同じ人間、同じ命」
をコンセプトに製作しました。
キーワード
差別を越えた繋がりと命
説明がありましたが削除の為キーワード追加。
アクリル F20号
コンセプトは命の記憶
想いは
女性とカーネーションに託されています。
アクリル F4号
「楽園」がコンセプト
大変仲良しのつがいの小鳥です。
豊富な果実は愛情のシンボル。
アクリル 2号
「楽園」がコンセプト
作中に九羽の鳥達が隠れています。
命の美しさ、尊さを鳥達に託しています。
アクリル B2判 (約F20号)
「楽園の息吹」は自然をそのまま描く事よりも
対象をデフォルメして
独特の形、構成を考え直し平面的に表現した作品です。
実物は作品上部がきらきらと光っています。
機会がございましたら現物を是非御覧いただきたいです。
希望=命がコンセプト
パイロットと零戦に想いは託されています。
アクリル F6号
「楽園」の中に住むマメルリハがコンセプト
英名 パシフィック クリスタル パロットレット
幸せを運ぶ鳥。
作画はマメルリハの色変わりです。
作品サイズ 2号
動物園の「イズミチャン」という
♀アジアゾウがモデル。
作中では祝祭をコンセプトにしています。
アクリル F8号
群馬県のゾウのイズミちゃんは長年多くの方々に親しまれています。
群馬県の展覧会で取材を受ける中イズミちゃんの生涯の中で大切な事実を知りました。
ゾウも人間も同じ命でありながら環境も立場も大きく異なります。
結局全て分かり合う事は出来ない。
ゾウにも人間には理解しにくい習性、行動、感情があります。
イズミちゃんと親しくなったのはを絵描きとしてゾウをスケッチに訪れた時でした。
隅に居て遠かったイズミちゃんに少しづつ工夫してフィーリングを合わせていったのを覚えています。
園内を一周してもう一度イズミちゃんの所へ訪れた時ドッと歩み寄って来てくれました。
驚く事に前足を両方縁石に乗せ長い鼻を高く持ち上げて喜びを表現してくれたのです。
絵描きとして落ち込んでいる時でとても励まされました。
その後も訪れれば覚えていて、必ず同じ行動をするイズミちゃん。
いつのまにかイズミちゃんのもとへ訪れた人々、
大人、子供も一体となり喜びを共有する事が多くなりました。
時にお水をかけてきて遊びを大きくするけれど
そんなイズミちゃんが心から大切な存在になりました。
私はイズミちゃんの大切な事柄を知ってゾウをまた深く考えました。
そして人間と生涯を共有していくイズミちゃんに心から感謝しました。
人間に喜怒哀楽があるように全ての生き物には喜怒哀楽がある。
心を大切に今後もゾウをテーマにした作品を製作していきます。
絵の構図は遠近法にはこだわらず独自の配置を心がけております。
夢の中にいるようなシュールな感覚が私の絵の個性のひとつにあります。
実際、私自身が一晩で見る夢の量は多数に渡り眠る事が疲れる位です。
製作するにあたって作品には明確な答えも正解もないと考えております。
一番大切にしている事は独自の個性と
「脳や心に栄養を与えるような作品」を心がける事にあります。